フィギュア・チェンが「クレイジーな人」と驚愕 北京で見た男は「全身タイツだった」
北京五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得したネイサン・チェン(米国)が母国誌のインタビューに応じ、北京で見た「最もクレイジーな人物」について告白した。「超奇抜で自由気ままだった」とスイスのスノーボーダーについて語っている。
チェンが米誌で告白した男とは「超奇抜で自由気ままだった」
北京五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得したネイサン・チェン(米国)が母国誌のインタビューに応じ、北京で見た「最もクレイジーな人物」について告白した。「超奇抜で自由気ままだった」とスイスのスノーボーダーについて語っている。
米誌「ピープル」はチェンの独占インタビューを掲載した。チェンは「北京で見たもの」について聞かれると、「ニコラス・フーバーというスイスのスノーボーダーがいた。人生で見てきた中で最もクレイジーな人物だったよ」と驚いた心境を吐露。フーバーについてこう語った。
「彼は超奇抜で自由気まま。常軌を逸したキャラクターだったよ。たくさんのスケーターが彼と友だちになっていた。他競技との間で関わりを持てたのはクールだったね。彼は大会で最も記憶に残る人物だったと思うよ。全身タイツで大会にやってきたんだ」
フーバーは男子スノーボード・スロープスタイルとビッグエアに出場した。どちらも予選通過はならなかったものの、自身のインスタグラムにはスイスの国旗模様の全身タイツ姿でバス内を暴れ回る様子などを公開。同様の姿でアイスホッケーの会場に訪れ、ボランティアと写真を撮影するなど人気者だったようだ。
記事の中でチェンは、今後の活動について「全くわからない」とコメント。名門イェール大で統計学とデータサイエンスを専攻する五輪王者は「最初の2年間よりも忙しくも、難しくもなるから、勉強の時間が増えるだろう」と明かした。4連覇のかかる21日開幕の世界選手権にも出場する。
(THE ANSWER編集部)