カリーやトンプソンなど人気選手が欠場

　米プロバスケットボール（NBA）は7日（日本時間8日）、ウォリアーズが敵地でナゲッツと対戦した。この試合、会場に訪れたウォリアーズファンの少女が号泣する事態に。その理由にファンが同情している。

　この試合は年末に中止となった試合の振替試合で、ウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズなど複数の主力選手が“計画的”な休養で欠場。指揮官のスティーブ・カーHCは同5日の会見で「この決定は簡単なことだった。年末の試合の振替だから」と理由を明かしていた。

　必要な判断だったが、この日を楽しみに会場を訪れたファンの中には、悲しみに暮れる少女がいた。米放送局「NBCスポーツ」のウォリアーズ専門ツイッターは、カリーの応援ボードを持ちながら号泣する少女ファンの映像を公開した。帽子もシャツも準備万端だったが、米ファンからは「この子に次の試合のチケットをあげて」「おぉ……。可哀想に」「カリーの影響力は凄いなぁ」「私も同じ気持ち」「ステフ、サインをあげて」などとコメントが集まった。

　NBCの放送席も「ヤングファンよ、泣かないで。カリーは木曜にデンバーに戻ってくるよ。ウォリアーズか誰か、彼女にチケットを渡してあげて」とコメントした。主力を欠いたウォリアーズは124-131で敗戦した。