錦織圭、来年も相性いいバルセロナへ 地元メディア“歓迎”「大きな魅力に」
今年すべての公式戦日程を終えた世界ランク5位の錦織圭(日清食品)について、早くも来年のスケジュールがヨーロッパでも注目されているようだ。
来季の日程に欧州メディアも注目「多くの観客を呼び込む力がある」
今年すべての公式戦日程を終えた世界ランク5位の錦織圭(日清食品)について、早くも来年のスケジュールがヨーロッパでも注目されているようだ。スペイン紙「スポルト」電子版が来年の4月に開催予定のATPワールドツアー・500シリーズ「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」に参加予定だと報じている。
同大会と錦織の相性は非常に良い。2014年、15年と連覇を達成。16年は元世界ランキング1位のラファエル・ナダルに地元で敗れ、準優勝に終わったものの、バルセロナでの戦いで奮闘してきた実績がある。
注目度は高く、現地メディアの「スポルト」は「日本人テニス選手は現在世界ランキング5位につけている。また多くの観客を呼び込む力もあり、大会の大きな魅力の一つとなる」と言及。さらに、通算6度目となる出場に向けての本人のコメントも紹介している。
錦織は「自分はバルセロナに戻れることになってうれしく思っている。大会は常に僕を楽しませてくれるし、バルセロナのテニスコートはとても快適にプレーできる。あの場所に戻って、素晴らしい結果を再びつかみたいと思っています」と、2年ぶりの同大会制覇に意欲を燃やしたという。
3、4日とさいたまスーパーアリーナでで行われた「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE presented by Qatar Airways」でプレーし、2016年の全日程を終えた錦織。つかの間のオフを迎えているが、「来年はマスターズ、グランドスラムでよりいい成績を残したい」と口にしていた。全仏オープンの前哨戦となる大事な大会で、勢いに乗ることはできるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer