大谷翔平、「NPBでなければ二刀流は実現しなかった」 今、米が見る怪物の姿とは
NPBでなければ二刀流は実現しなかった?「彼を磨きあげるには十分に強力な戦場」
「彼は大洋横断のメディアの中心に存在し、野球界で最も大きな物語を描いている。オオタニは真のスターであり、磨かれたベテランとも言えるだろう。しかし、世間的にはまた発展途上のルーキーとして見なされる。前代未聞のタレントは、毎試合において随所にその片鱗を垣間見せる。ピッチングに関しては成長が必要だが、彼は、まだ新人も新人だ」
大谷が描く壮大なストーリーは、未だかつて誰も成し遂げたことがないことに、改めて言及。一方でまだルーキーであることも強調している。
「もしオオタニが日本とは異なる国で生まれていたら、二刀流にはなっていなかっただろう。彼が18歳から戦ってきたNPBというリーグは、彼を磨きあげるには充分に強力な戦場だった」
もし日本で生まれ育っていなければ、二刀流は実現しなかっただろうと伝えている。高卒ですぐにMLBに飛び込むという可能性もあったが、日本ハムに入団し、二刀流として大切に育てられた。起用面でも投打で平等に出場機会を得られたことが、今の姿につながっているのだろうとしている。
「彼は全てにおいて謎めいた選手というわけではない。しかし、まだアメリカ人のファンや記者にとって、ミステリアスな部分の多い存在であることは確かだ。それは、彼らはNPBの試合に目を通していないため、仕方のない問題ではある」