「立派だ。勇敢な男よ」 侵攻するロシアへ、海外テニス選手の平和を願った行動に称賛
男子テニスのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が25日、ドバイ選手権準決勝でホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を2-1で下し、決勝進出を果たした。試合後にテレビカメラに向かってメッセージ。ウクライナ侵攻に対する思いを記すと、海外ファンから「賢明と平和の言葉」「勇敢な男よ」と注目を浴びている。
ルブレフがカメラレンズに記したメッセージとは
男子テニスのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が25日、ドバイ選手権準決勝でホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を2-1で下し、決勝進出を果たした。試合後にテレビカメラに向かってメッセージ。ウクライナ侵攻に対する思いを記すと、海外ファンから「賢明と平和の言葉」「勇敢な男よ」と注目を浴びている。
ルブレフはペンを握った。テニスの試合後に見られる恒例のシーン。モスクワ出身の24歳がレンズに付けられたパネルに記したのは、「NO War Please(戦争をやめてください)」だった。
英紙「デイリー・メール」は動画付きで記事を掲載。「試合後、ルベレフはペンを手にしたが、カメラにはサインではなく『NO War Please』のメッセージを書いた。この3つの単語が場内のスクリーンに映し出されると、観衆はルベレフの考えに賛同したようで、24歳を温かく歓迎していた」と会場の様子をつづった。
ATP公式ツイッターは動画を公開。文面にハートマークを添えた。海外ファンからは「賢明と平和の言葉。率直な思いから出ている」「立派な行動だ。勇敢な男よ」「尊敬する」「その勇気は素晴らしい。あなたのような人が続きますように」「あなたのベストショット、最高の勝利だ…」「尊敬に値する」と称賛の声が上がっている。
ルブレフは日本時間27日の決勝でイジ・ベセリー(チェコ)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)