ウクライナ出身&元ボクシング王者の兄弟、ロシアの侵攻に「戦う。私はやるしかない」
ボクシングの元WBO&WBC世界ヘビー級王者で、現在キエフ市長を務めるビタリ・クリチコ氏と、元同級3団体統一王者のウラジミール・クリチコ氏(ともにウクライナ)の兄弟が、ロシアのウクライナ侵攻に対して「戦う」と宣言している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
ウクライナ出身のクリチコ兄弟
ボクシングの元WBO&WBC世界ヘビー級王者で、現在キエフ市長を務めるビタリ・クリチコ氏と、元同級3団体統一王者のウラジミール・クリチコ氏(ともにウクライナ)の兄弟が、ロシアのウクライナ侵攻に対して「戦う」と宣言している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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ともにボクシング界で殿堂入りを果たしている英雄だが、兄のビタリ氏は2014年からウクライナの首都・キエフの市長に就任。24日に英テレビ局「ITV」の番組「グッドモーニングブリテン」に出演し、「すでに残虐な戦争状態だ。他に選択肢はない。私はやるしかない。戦う」と意思を明確にしたと報じられている。
一方、弟のウラジミール氏は今月からキエフで予備軍に入隊。「今やロシアの大統領は戦争の言い回しをしている。彼はウクライナという国家と国民の主権を破壊したいことを明確にしている。言葉の後にはミサイルと戦車がやっている。破壊と死が我々に訪れる。我々はすべての力を降り注ぎ、防衛するだろう。自由と民主主義のために」とインスタグラムに記している。
(THE ANSWER編集部)