東京五輪銅のウクライナ柔道家「私達は平和を生きたい」 午前6時の爆撃に悲痛な叫び
昨夏の東京五輪・柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得したダリア・ビロディドがインスタグラムを更新。母国であるウクライナはロシアによる侵攻を受けたと海外メディアに報じられているが、居住する現地の様子を文面で伝えた。悲痛な叫びにはフランスの金メダリストからも励ましのコメントが寄せられている。
東京五輪で銅メダルのビロディド「言葉がない。とても怖い」
昨夏の東京五輪・柔道女子48キロ級で銅メダルを獲得したダリア・ビロディドがインスタグラムを更新。母国であるウクライナはロシアによる侵攻を受けたと海外メディアに報じられているが、居住する現地の様子を文面で伝えた。悲痛な叫びにはフランスの金メダリストからも励ましのコメントが寄せられている。
21歳ビロディドはウクライナの首都キエフ出身。投稿本文には「今日キエフで爆撃があり午前6時に起きた。言葉がありません。とても怖いですし家族と祖国のために祈っています」などと記し、ストーリー機能では火の手が上がる街の様子なども公開した。
ビロディドは投稿本文で続けて「ロシアは私たちへの攻撃を始めました。最近になるまで、これが起こるなんて信じられませんでした。なぜ? なぜ人々の命を破壊するのですか? ロシアとベラルーシ、止めて! 私たちは平和を求め、生きたいのです!」と訴えた。
東京五輪の柔道女子52キロ級決勝で阿部詩と戦って銀メダルを獲得し、混合団体では金メダルを獲得したアマンディーヌ・ブシャール(フランス)は「あなたの家族と祖国に祈りを捧げます……。強くあってね」とコメント欄で励ましをつづっていた。
(THE ANSWER編集部)