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海外テニス選手がラケットで審判台3連打&大会追放 批判噴出「スポーツへの冒涜だ」

男子テニスのメキシコオープンは22日(日本時間23日)、ダブルス1回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が取った行動に非難が集まっている。試合後に審判が座った審判台の足元をラケットで計4度激しく叩きつけ、大会追放の処分に。「スポーツへの冒涜だ」「1年出場停止になるべきだ」と海外ファンからも批判的な声が上がった。

メキシコオープンに出場していたアレクサンダー・ズベレフ【写真:AP】
メキシコオープンに出場していたアレクサンダー・ズベレフ【写真:AP】

ズベレフが試合後に激怒、本人は謝罪「どれほど後悔しているか」

 男子テニスのメキシコオープンは22日(日本時間23日)、ダブルス1回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が取った行動に非難が集まっている。試合後に審判が座った審判台の足元をラケットで計4度激しく叩きつけ、大会追放の処分に。「スポーツへの冒涜だ」「1年出場停止になるべきだ」と海外ファンからも批判的な声が上がった。

 マルセロ・メロ(ブラジル)とのペアで出場したズベレフは、ロイド・グラスプール(英国)、ハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)組に2-6、6-4、6-10で敗戦。試合中の判定に納得いかなかったのか、相手選手と挨拶を交わした後、ベンチに戻る際に審判台を3度激しくラケットで叩いた。審判も驚いたように足を上げ、会場も騒然。さらに審判が台を降りる時にもう一発。怒り心頭だった。

 この模様を紹介した英衛星放送「スカイスポーツ」公式ツイッターには「子供じみてる」「スポーツへの冒涜だ」「馬鹿げているよ!」「1年出場停止になるべきだ」「酷い怒りようね」「これはマズいな」など、海外ファンから批判的な声が寄せられた。

 また、米スポーツ専門局「ESPN」も今回の出来事を報道。「ズベレフは審判台を3回叩き、一度座った後に再び立ち上がって審判を『試合をぶち壊した!』と怒鳴りつけ、またラケットで審判台を叩いた」と記し、「この数分前、ズベレフは相手のショットがインの判定になったことに怒鳴り、汚い言葉を発したことでコード・バイオレーションを受けていた。その直後、グラスプールがサービスエースを決めて試合を終わらせた」と触れた。

 この結果、ATPから大会追放処分となったズベレフ。インスタグラムでは「昨日のダブルスの試合後に自分が取った行動について、どれほど後悔しているか言葉にするのは難しい。個人的に審判には謝罪した。自分の激怒が彼に向けられていたのは間違いで、受け入れられないこと。自分自身に失望している。起こるべきことではなかったし、言い訳は存在しない」と謝罪と反省のメッセージを投稿している。

(THE ANSWER編集部)

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