錦織、途中棄権の理由とは? 「遅いサーフェスは怪我しがちな手首に最適ではない」
「特にクレーでは手首を使う。よりスピンがかかる」、手首にかかる負担は大きく
記事ではこう伝えたうえで、錦織がモンテカルロで「特にクレーでプレーすると手首をより少し使うことになると思う。よりスピンがかかるんだ」と話していたことにも言及。土のコートでは錦織の粘り強さが功を奏す場面が増える一方で、ラリーが続くことでまだ100パーセントの状態ではない手首にかかる負担は大きくなる。
モンテカルロ・マスターズでは強敵を次々撃破し、決勝では世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたものの、準優勝で復活を印象付けた錦織。しかし激闘が続き、22日の決勝戦からは中2日での試合では疲労が抜けきらなかったのだろう。足の痛みもあったという。
勝っていれば3回戦でナダルとの再戦が待っていたがならず。まずは体を休め、次戦に予定するマドリードオープン(5月6日開幕)での巻き返しを目指す。
(THE ANSWER編集部)