錦織、「サムライは生き返った」 強敵次々撃破の復活劇を海外メディアも賛辞連発
強敵との連戦続きで消耗も、完璧だったナダル相手に「思い切りの良さを披露」
今大会で1セットも失っていない、完璧な試合を続けてきた帝王ナダルを脅かした第1セットで、錦織が見せたアグレッシブさは復調のバロメーターとして高く評価されている。
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「この日本人は4試合目の3セットマッチで消耗を余儀なくされた」
記事では第2セットの錦織の失速にも注目。今大会で初戦で世界ランク18位のトマーシュ・ベルディハ(チェコ)、準々決勝では4位のマリン・チリッチ(クロアチア)、準決勝では3位のアレクサンデル・ズベレフ(ドイツ)と強敵を次々に撃破してきたが、いずれもフルセットの激闘だった。すでにかなりの消耗状態にあったことも、影響したとみられている。
昨年8月の右手首の故障で、昨季の後半戦離脱を余儀なくされた錦織。それでもリハビリに励み、今季の開幕直後はカテゴリーが下の「チャレンジャー」に出場するなど、復調の道を一歩一歩踏みしめてきた。
そして、復帰から約3か月で、海外メディアも認めた「サムライ錦織」の復活。世界ランクも22位まで戻した“エア・ケイ”の逆襲が本格的に幕を開けた。
(THE ANSWER編集部)