両者に明確な差 「準備できてなかった」錦織、「コミットした」ジョコビッチ
テニスのATPワールドツアー・ファイナル準決勝は現地時間19日に行われ、世界ランク5位の錦織圭(日清食品)は同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6、1-6のストレート負けを喫した。ATP公式サイトによると、試合後の会見で錦織は「今日はノバクがとても素晴らしかった」と完敗を認めたという。
準決勝は1時間6分で敗戦、完敗認める錦織「ノバクがとても素晴らしかった」
テニスのATPワールドツアー・ファイナル準決勝は現地時間19日に行われ、世界ランク5位の錦織圭(日清食品)は同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6、1-6のストレート負けを喫した。ATP公式サイトによると、試合後の会見で錦織は「今日はノバクがとても素晴らしかった」と完敗を認めたという。
錦織は1次リーグA組第2戦の同1位アンディ・マレー(英国)戦で同大会史上最長となる3時間21分の激闘の末、敗戦した。その後のマリン・チリッチ(クロアチア)戦でもフルセットで逆転負けを喫するなど疲労困憊の中、今もなお世界最強のテニスプレーヤーとして君臨するジョコビッチが高い壁として立ちはだかった。
同サイトはこの一戦を分析。「ジョコビッチは試合を完全に支配し、1時間6分でカタをつけた。ニシコリに対して全くリズムを与えることを許さず、貫禄十分で強烈なフォアハンドを放ち、バックハンドでも鮮やかなディフェンスを見せた。ジョコビッチは計14回のウィナーを叩き込み、ニシコリは計24回のアンフォーストエラーを数えた」と一方的な展開だったと伝えた。