なでしこJAPAN、アジア杯V3へ準決勝は中国戦 ここまで5得点のエース王霜が最大の脅威
インドで開催されている2022 AFC女子アジアカップの準決勝に駒を進めているサッカー女子日本代表は、日本時間3日深夜に大会3連覇を懸けて中国との一戦に挑む。
日本時間3日深夜に準決勝・中国戦
インドで開催されている2022 AFC女子アジアカップの準決勝に駒を進めているサッカー女子日本代表は、日本時間3日深夜に大会3連覇を懸けて中国との一戦に挑む。
グループ首位で決勝トーナメントに進出したなでしこジャパンは、準々決勝でタイと対戦。菅澤優衣香の4ゴールを含む大量7ゴールを挙げて、危なげなく準決勝進出を決めた。コンパクトな守備からチャンスに攻撃を仕掛けようとするタイの背後を狙い続けたなでしこジャパンは、左右に振りながら息の合った連携でタイの守備を崩した。前半に何度か自陣にボールを運ばれるシーンもあったが、守備陣の確かな技術と冷静な判断でゴールどころか、1度もペナルティエリア内に入らせることなく無失点に抑えた。
試合後、キャプテンの熊谷は「ホッとしている」と吐露。9大会連続のワールドカップ出場を獲得できたことで、プレッシャーからも解放されそうだ。「チームとして優勝を目指してやってきたので、23人全員の力で頑張りたい」と残り2試合の意気込みを口にした。
田中美南の負傷交代は気になるところだが、エース・岩渕真奈もスタメン復帰し、コンディションも徐々に回復しつつある。連携面が深まったなでしこにさらにいいリズムを生み出してくれそうだ。残る目標は3連覇のみ。ようやく本来の実力を見せ始めたなでしこジャパンに期待は膨らむばかりだ。