CLで決めた超絶バイシクル弾が「大空翼のよう」とイタリアSNS上で話題に

　サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）は3日（日本時間4日）、決勝トーナメント準々決勝第1戦でレアル・マドリード（スペイン）がユベントス（イタリア）に3-0で先勝。話題を呼んだのが、2得点したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのオーバーヘッド弾だ。スペインメディアは打点が驚異の地上238センチと紹介するなど世界で大反響となっているが、サッカー大国イタリアでは日本の人気マンガの主人公・大空翼のようだと話題を呼んでいる。イタリアメディアが報じている。

　まるでマンガから飛び出してきたような一撃。「『ホーリー＆ベンジ（キャプテン翼）』のようだった――ユベントスとレアル・マドリードの試合後、ソーシャルメディアで話題に」と紹介したのは、イタリア紙「レ・プッブリカ」だった。

　記事では「ホームでの敗戦により、CL準決勝進出が厳しくなったビアンコネーロ（ユヴェントス）だが、『芸術作品』と称されたロナウドのゴールはイタリアのソーシャルメディア・ユーザーたちを刺激し、たくさんのシェアやコメントが寄せられた」と記述。イタリア国内で主人公の大空翼のようだったと話題を集めたことを紹介している。

　SNS上では「ロナウドの2つ目のゴールを見て『ホーリー＆ベンジ』をソファの上で静かに思い出したわ」「ロナルドのゴールを見てホーリー（翼）は『君の方が素晴らしいゴールだ』と言ったに違いないさ」「ホーリー＆ベンジを見せつけられたら、みんな興奮するしかないじゃない」という声がイタリアファンから上がっていたという。

　イタリアでは代表選手クラスですら愛読者がいるほど、爆発的な人気を誇っている「キャプテン翼」。意外な形で実写世界の最強ストライカーと重なり、サッカー大国で話題を呼んでいる。