前日は「サイレント・トリートメント」のリアクションが話題に

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が4日（日本時間5日）、本拠地インディアンス戦に「8番・DH」にスタメン出場し、5回の第2打席で2号2ランを放った。全米を驚かせたメジャー1号から2戦連発、それも昨季のサイ・ヤング賞右腕コーリー・クルーバーから放った衝撃の一発。MLB公式ツイッターが動画付きで紹介し、前日の“無視”一転の“ヘルメット強奪”の最大級の祝福が繰り広げられ、解説も「おっと、彼は特別？」と思わず笑いながら伝えている。

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　今日はちゃんと待っていてくれた。5回2死二塁、大谷は昨季のサイ・ヤング賞右腕クルーバーの外角直球を強振。中堅方向に放たれた打球はぐんぐん伸びていった。背走した中堅手が懸命にグラブを伸ばしてジャンプしたが、白球はその上を行き、中堅左のフェンスを越えた。2戦連発。一躍、本拠地エンゼルスタジアムはお祭り騒ぎだ。

　しかし、前日と同様にヘルメットを押さえながら、大谷はクールにダイヤモンドを一周。ただ、この日はベンチに帰ると最高の光景が待っていた。前日の「サイレント・トリートメント」から一転、雄叫びを上げて待つチームメートたち。ベンチに戻った途端、主砲のトラウトは大谷のヘルメットを後ろからしれっと“強奪”し、手荒く祝福した。