仲間を指さして退場 即テクニカルファウルに米メディア嘆き「選手に喜び表現させて」
米プロバスケットボール(NBA)の退場劇が注目を浴びている。16日(日本時間17日)のサンズ―ピストンズ戦。ケイド・カニングハム(ピストンズ)が得点後に応援団に向けて指を差したが、相手選手に向けたとされ、2度目のテクニカルファウルで退場に。最近は簡単にテクニカルファウルを取られるシーンが話題になっていた中、米メディアは動画付きで「選手に情熱や喜びを表現させてあげてほしい」などと嘆き節で報じている。
最近多い簡単に取られるテクニカルファウル、指をさしたシーンとは
米プロバスケットボール(NBA)の退場劇が注目を浴びている。16日(日本時間17日)のサンズ―ピストンズ戦。ケイド・カニングハム(ピストンズ)が得点後に応援団に向けて指を差したが、相手選手に向けたとされ、2度目のテクニカルファウルで退場に。最近は簡単にテクニカルファウルを取られるシーンが話題になっていた中、米メディアは動画付きで「選手に情熱や喜びを表現させてあげてほしい」などと嘆き節で報じている。
何が起きたのか。カニングハムは3ポイントライン付近からドライブ。相手ディフェンスをかわしながら華麗なワンハンドダンクを決めた。コートサイドを指さして喜びを表現。しかし、笛が鳴った。相手を指さしたとジャッジされ、この日2度目のテクニカルファウルで退場となった。
複数の米メディアがこのシーンを動画付きで報道。米放送局「NBCスポーツ」は「ケイド・カニングハムが挑発行為? で退場。ひどい判定だ」の見出しで記事を掲載した。「NBAはエンターテインメントだ。選手に情熱や喜びを表現させてあげてほしい。祝い方やちょっとの挑発は許してほしい」などと擁護している。
米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」によると、試合後にカニングハムは相手ではなく、ベンチの後ろに座っていた友人や家族に向けて指をさしたと説明。審判の“勘違い”だったようだ。試合はピストンズが108-135で敗戦。審判への返球方法など、最近は簡単にテクニカルファウルを取られることが話題になり、米メディアも嘆いているようだ。
(THE ANSWER編集部)