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パリ五輪の新競技ブレイキン “ハイレベル国”日本の最大規模バトルに金の卵が集結

2024年のパリ五輪で新競技として追加されるブレイキン。1970年代にニューヨーク・ブロンクスの路上から始まったストリートダンスのスタイルで、日本には1980年代に伝わり広まった。日本でもたびたびダンスブームが沸き上がり、世界屈指のハイレベル国に成長。昨年からは国内プロリーグ「D.LEAGUE」も始まり、再び大きな注目を浴びている。

昨年12月の関東予選・CHARISMAX IIのブレイキン優勝者・YU−KI【写真:荒川祐史】
昨年12月の関東予選・CHARISMAX IIのブレイキン優勝者・YU−KI【写真:荒川祐史】

「マイナビDANCE ALIVE HERO'S 2022」関東予選、ブレイキン勝者はYU-KI

 2024年のパリ五輪で新競技として追加されるブレイキン。1970年代にニューヨーク・ブロンクスの路上から始まったストリートダンスのスタイルで、日本には1980年代に伝わり広まった。日本でもたびたびダンスブームが沸き上がり、世界屈指のハイレベル国に成長。昨年からは国内プロリーグ「D.LEAGUE」も始まり、再び大きな注目を浴びている。

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 ブレイキンをはじめとするダンスバトルの魅力は、年齢や性別を問わない、誰もが同じフラットな舞台で競えるという点だ。昨夏の東京オリンピックでは、スケートボードで14歳の西矢椛が金メダルを獲得したが、パリ五輪のブレイキンでも若きメダリストが誕生する可能性は十分ある。

 今、ホットなダンス界の中でも、スターの原石が集まる場所として知られるのが、世界最大規模のストリートダンスイベント「マイナビDANCE ALIVE HERO’S」だ。2005年に日本で誕生した「DANCE@LIVE」を前身とし、2018年から「DANCE ALIVE HERO’S」として再スタートした。

 1on1形式のダンスバトルで、北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、九州の全国7地区で予選を開催。のべ1万人以上が参加する予選を勝ち上がったダンサーは、両国国技館が舞台となる決勝大会へと勝ち進み、そこで日本最強のダンサーが決定する。

 日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス本部がパリ五輪に向けて指定した、10人の強化選手「BREAKING JAPAN」のうち、ISSEI、SHIGEKIX、TSUKKI、AYUMI、AMI、TOAの6人が、「DANCE ALIVE HERO’S」での勝者、またはファイナリスト。五輪出場を目指す新星たちもこぞって出場するだけに、このイベントをチェックしておけば国内ダンスシーンの今が分かると言っても過言ではない。

 現在は各地で予選を開催中。昨年12月12日には、横浜にあるKT Zepp Yokohamaを舞台に関東予選・CHARISMAX IIが開催され、ブレイキン、ヒップホップ、ハウス、オールスタイルズの4部門で決勝進出のチケットを巡るバトルで火花が散った。

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