F1開幕戦を終えたアロンソがル・マン24時間レースへの意気込みを語っている

　F1界のスター、フェルナンド・アロンソ（スペイン）が自動車の耐久レース、「ル・マン24時間レース」（6月16、17日・フランス）への参戦を正式に表明した。スペイン紙「AS」電子版が報じている。今季のF1開幕戦のオーストラリアGPで5位入賞。好スタートを切ったが、2度の年間F1王者に輝いたアロンソは、自身がキャリアの最終目標に置く世界3大レース制覇へ意気込んでいる。

　スペイン紙「AS」電子版では「ル・マンがフェルナンド・アロンソの出場と挑戦を祝福」と見出しをつけて、アロンソの挑戦を伝えている。

　記事では「今年、最も期待されているのはフェルナンド・アロンソだ」「アロンソが優勝すればベストパイロットの一人になれる」と母国の英雄に期待をかけているようだ。そしてアロンソのコメントをこう伝えている。

「6月のレースが待ち遠しい、その前に準備が必要だ」

　2005年に当時の史上最年少となる24歳でF1年間王者に上り詰めたアロンソ。かねてから世界3大レース（モナコGP、インディ500、ル・マン）の完全制覇を人生の目標としており、昨年はF1モナコGPを欠場し、インディ500に参戦したがエンジントラブルでリタイアしている。