卓球界の新星・芝田沙季、スペインオープンで2冠達成に海外注目「タイトル加えた」
卓球の世界ランク24位芝田沙季(ミキハウス)がITTFチャレンジ、スペインオープンで優勝。U21に続いて2冠の快挙を達成した。また前週のドイツオープンU21も制しており、欧州で連勝を決めた。決勝で同16位の佐藤瞳(ミキハウス)との日本人対決を4-2で制し頂点に立った芝田を海外も称賛している。
芝田が日本人対決を制し2冠獲得、前週のドイツオープンに続く連勝飾る
卓球の世界ランク24位芝田沙季(ミキハウス)がITTFチャレンジ、スペインオープンで優勝。U21に続いて2冠の快挙を達成した。また前週のドイツオープンU21も制しており、欧州で連勝を決めた。決勝で同16位の佐藤瞳(ミキハウス)との日本人対決を4-2で制し頂点に立った芝田を海外も称賛している。
20歳の芝田の勢いが止まらない。国際卓球連盟(ITTF)は「サキ・シバタは日本人同士のファイナルでコレクションを追加」と見出しを付けて報道した。
「日本のシバタはスペイン・オープンをタイトル一覧に加える事になった。紙一重の勝敗だった。わずかに差があったとするなら、それはサトウが少しだけ攻撃的にプレーすることに躊躇いを見せたこと程度だった。シバタは守備的な選手に対し、強さを発揮することが多い」
こう日本人同士のファイナルを伝えている。芝田は最新の世界ランクでは日本女子で9番目だが、海外での大会を次々と制するなど力をつけてきた。1月に行われた全日本選手権でも世界6位の平野美宇に敗れはしたものの、互角に渡り合りあうなど、上位陣との力差はかなり接近してきたようだ。