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捕手から中堅まで!? 高校生の“頭脳的偽投”から完成した「18秒ゲッツー」が米話題

最後は中堅手が“落球”のオチも…「熟練の記録員さえも悩ませる」

 三塁走者を挟み込みながら、三塁をカバーした遊撃手へ転送、本塁方向へ追いかけてタッチし、まずアウト1つ。今度は二塁を蹴っていた一塁走者を刺そうと、続けて三塁をカバーした二塁手に転送。慌てて走者は二塁へ戻ったが、二塁をカバーした中堅手へ転送されてタッチ。アウトになったかと思いきや、まだ終わらない。

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 審判にアウトをアピールしてグラブを挙げたが、しっかりと捕球しておらず、ボールがこぼれていたのだ。これに気づいたのが、後からカバーに近づいていた右翼手。仰向けに倒れ込んだままで状況に気づいていない走者に対し、ボールを拾い上げてタッチし、ついに併殺プレーを完成させたのだ。

 三塁手の頭脳的な偽投から始まった挟殺プレー。捕手から外野2人も絡み、打ってから時間にして18秒かかったファインプレーを「Cut4」は「高校野球で起きたこの試合終了の併殺は熟練の記録員さえも悩ませる」と見出しを打ち、動画付きで特集している。

「ダブルプレーを取るには何人の選手が必要だろうか?」とつづり、6人の守備が関与して取ったことを紹介。「5-2-6-4-8-9とダブルプレーだった」とプレーの詳細を驚きを持って伝えている。

 試合終了の目前の大ピンチで繰り広げた頭脳的なプレーはもちろん、基本に忠実な挟殺プレー。さらに、最後まで気を抜かずにカバーに入る姿勢は模範となるべきものだろう。一つの挟殺プレーで、一つの高校が脚光を浴びている。

(THE ANSWER編集部)

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