捕手から中堅まで!? 高校生の“頭脳的偽投”から完成した「18秒ゲッツー」が米話題
日本では第90回センバツ高校野球大会で高校球児たちによる熱戦が繰り広げられているが、米国でも全国大会が開催中。そんな中、内野ゴロを処理した三塁手の“頭脳的偽投”から守備陣6人による挟殺プレーで併殺を完成させるプレーが発生。最後まで諦めない18秒間に及ぶプレーの一部始終を「MLB Pipeline」が公開すると、MLB動画紹介サイト「Cut4」が特集し、話題を呼んでいる。
米国の高校野球で起きた「5-2-6-4-8-9の併殺」を米メディア特集
日本では第90回センバツ高校野球大会で高校球児たちによる熱戦が繰り広げられているが、米国でも全国大会が開催中。そんな中、内野ゴロを処理した三塁手の“頭脳的偽投”から守備陣6人による挟殺プレーで併殺を完成させるプレーが発生。最後まで諦めない18秒間に及ぶプレーの一部始終を「MLB Pipeline」が公開すると、MLB動画紹介サイト「Cut4」が特集し、話題を呼んでいる。
記事によると、メジャー顔負けのプレーが起こったのは、全国大会に当たるナショナルハイスクールインビテーショナルの準々決勝だった。
ジョン・カーティス・クリスチャンスクールは2-1とリードし、試合終了目前の7回に1死一、三塁のピンチを迎えた。ここで相手打者が放ったのは当てただけのサードゴロ。三塁手は前進しながら捕球すると、三塁走者を警戒することなく、一塁へ送球態勢に入った。隙を感じた三塁走者は同点を狙って一気に本塁突入を試みた。しかし、これが罠だった。
警戒していなかったはずの三塁手が急ブレーキ。投げたふりだけでボールを持ったままクルッと振り返り、飛び出していた三塁走者を目で制すると本塁の捕手へ送球。ここから、巧みな挟殺プレーが始まった。