錦織、世界1位マレーと激突へ 英メディアが特集、ブックメーカー掛け率は…
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は16日のATPワールド・ツアーファイナル1次リーグ第2戦で同1位のアンディー・マレー(英国)と対戦する。注目の対戦を前に、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が勝敗の行方を特集。その中で、開催地英国のブックメーカーの倍率も紹介している。
注目の対決、対戦成績は錦織の2勝7敗も前回はマレーが敗北
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は16日のATPワールド・ツアーファイナル1次リーグ第2戦で同1位のアンディー・マレー(英国)と対戦する。錦織は過去対戦2勝7敗と分が悪いが、前回対戦の9月の全米オープン準々決勝でフルセットの死闘の末にマリーを撃破している。注目の対戦を前に、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が勝敗の行方を特集。その中で、開催地英国のブックメーカーの倍率も紹介している。
マレーは初戦で世界ランク7位のマリン・チリッチ(クロアチア)に6-3、6-2で勝利。一方の錦織も同3位で全米オープン王者のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3で下した。特集では錦織の充実ぶりについて、「万全の状態のように見受けられる」とレポートしている。
また、対戦成績は2勝7敗と負け越しているものの、9月の対戦で錦織が勝利していることも紹介。「前回の対戦では英国人に衝撃を与えている」と伝えた。
プレビュー記事では開催地イギリスのブックメーカー「888スポート」の勝敗の倍率も紹介。マレーの勝利は1.28倍。錦織の勝利は3.7倍、またマレーの第1セット先取の倍率は1.36倍、錦織の第1セット先取の倍率は3.1倍となっている。
ブックメーカーは世界ランク1位の地元スターの優位としているが、錦織はその下馬評を覆し、金星を手にすることができるか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer