右手骨折の悲運コストルナヤ、五輪行きは「奇跡」とロシア紙「99%の確率でいない」
インスタで右手にギプスをつけた写真を公開「もう4年続ける」
北京五輪代表メンバーは年末に行われるロシア選手権、1月の欧州選手権を経て決定すると、11月にロシアフィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長がに語っていたことを紹介。さらに、こう記している。
「しかし、今、アリョーナが欧州選手権のロシア代表に入ることはほとんど現実的ではない。何しろその大会にはロシア選手権の1位と2位の選手が出場するのだから。3つ目の枠は、いつもそうだったようにコーチ会議が決定する。欧州選手権の後にチェンジがあるかもしれない。
もしかしたら再び『クローズドスケート』のようなものが行われるか、誰が知っているだろうか。ただそこにコストルナヤがいるかは疑わしい。本当にえらく競争のレベルが高い――3つの枠を最低限でも6人の超ハイレベルな女子スケーターが狙っている」
2枠は欧州選手権行きを決めたロシア選手権1、2位選手となり、最後の1枠はコーチ会議で決定。その1枠は状況次第で、非公開の選考会を指す「クローズドスケート」が行われる可能性も指摘しているが、その場合もコストルナヤは厳しい状況にあるようだ。
その後、自身のインスタグラムで右手にギプスをつけた写真を公開し、「フィギュアスケートをもう4年続けることにしました」と次回26年大会五輪に気持ちを切り替えるような投稿をしていたコストルナヤ。怪我による離脱は無念でならない。
(THE ANSWER編集部)