「大谷翔平の名場面総集編」6月、大谷の打球が破壊したものとは

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と二刀流で席巻。ア・リーグMVPを受賞するなど、日米を熱狂させた。そんな歴史的シーズンを「二刀流の衝撃2021」と題し、グラウンド内外のさまざまな名場面を振り返る。今回は6月に生まれた珍事だ。ファウルボールが記者席のパーテーションを破壊。実際の写真を球団が公開すると米ファンから「お土産になる」「弁償するのかな？」などと反響が寄せられた。

　まさかのハプニングだった。6月7日（日本時間8日）のロイヤルズ戦、初回の第1打席。大谷は3ボールからの4球目を豪快にスイング。バットに当てるもファウルとなった。打球は後方の記者席へ飛び込み、なんと透明のパーテーションを破壊したようだ。ひび割れが入り、穴が開いている。前方にいたメディア関係者と思われる人物がボールを手にしたようで、見せつけるように笑顔を浮かべている。

　実際の写真をエンゼルス公式ツイッターが「オオタニのファウルボールがやってきた」と文面に記して公開。米ファンからは「オオタニ！　可哀想なガラス」「この球はお土産になるね」「なんだ？」「クールだ！」「彼はガラス代を弁償するのかな？」などとコメントが寄せられた。

　今季リーグ3位となる46本塁打を記録した背番号17。力強いスイングから生まれるMLB屈指の打球速度にも注目が集まったが、シーズン中はこうしたまさかの珍事も話題となっていた。