全米王者撃破の錦織を海外メディアも称賛「相手を支配」「最高3位締めも」
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が14日に挑んだATPツアー・ファイナル1次リーグ初戦で、同3位で全米オープン王者のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3のストレートで下した。
ツアー・ファイナル初戦でワウリンカにストレート勝ち
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が14日に挑んだATPツアー・ファイナル1次リーグ初戦で、同3位で全米オープン王者のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3のストレートで下した。世界トップ選手が集う今季最終戦の結果を海外メディアも速報。初戦を勝利した錦織について「全米オープンのリベンジを果たした」、「ワウリンカを支配した」と称賛している。
米CNN電子版は「ATPツアー・ファイナル ケイ・ニシコリがスタン・ワウリンカを撃破」と特集。記事では錦織が9月の全米オープン4強でワウリンカに敗れていたことを紹介。前回は第1セットを先取後に逆転負けを喫していたことをレポートし、その雪辱を果たした一戦を「(錦織は)リードを明け渡したりしなかった」と伝えた。
英地元紙「デイリー・ミラー」電子版も「ケイ・ニシコリがATPワールドツアー・ファイナルでワウリンカをストレートで一蹴」と特集。記事では「USオープンの4強進出者のニシコリは準決勝での敗北のリベンジを果たし、ATPランキングでキャリア最高の3位で今年を締めくくる可能性が出てきた」とレポートしている。
フランス地元紙「レキップ」も「ニシコリがスタン・ワウリンカを支配する」と特集を組み、「ワウリンカはケイ・ニシコリとのグループ初戦で2セット、1時間7分!で一掃された」とレポート。わずか67分での勝利に驚きを隠せない様子だった。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images