大坂なおみ、旋風の陰に新コーチあり アガシ育てた名伯楽「際立った仕事している」
「ショットの選択が格段に良くなった」とギルバート氏、バインコーチの手腕を高く評価
ドイツ生まれのバインコーチはセリーナのヒッティングパートナーとして有名で、元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)のパートナーを務めていた時期もある。
大坂との師弟関係がコーチとしての初仕事となったが、かつてテニス界の女王たちと過ごしてきたバイン氏の手腕は際立っていると、ギルバート氏は指摘している。
「オオサカのテニスのここまでの最大の変化は動きの進化、そして最初にウィナーを狙いすぎないことだ。それはショットセレクションが格段に良くなったことを意味する」
同氏はツイッターでこう続けていた。元々運動能力に定評があった大坂。加えてステップワークの向上、どこで勝負を決めるか、そしてどう我慢するか――。ショット選択における進化が見て取れるという。そして、セリーナ戦の勝利後には「あまりにも感銘的」と大坂の強さを称賛していた。
テニス界が誇る名コーチも称賛するバイン氏。パワフルなテニスと、天真爛漫なキャラクターでその人気が世界的にも拡大しつつある大坂と共に、コーチ1年目にして一気にその評価を高めている。
(THE ANSWER編集部)