大坂なおみ、旋風の陰に新コーチあり アガシ育てた名伯楽「際立った仕事している」
テニスのマイアミ・オープン、女子シングルス1回戦で世界ランク22位の大坂なおみ(日清食品)は、元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-3、6-2でストレート勝ちした。BNPパリバ・オープンで初優勝を果たした大坂はビッグネームを次々に倒し、怒涛の8連勝と波に乗っている。元世界1位のアンドレ・アガシ(米国)や錦織圭(日清食品)らを指導した名伯楽は、ナオミ覚醒の理由として新コーチの影響力の大きさを指摘している。
大坂を支える新コーチ、レジェンド育てたギルバート氏は影響力の大きさを指摘
テニスのマイアミ・オープン、女子シングルス1回戦で世界ランク22位の大坂なおみ(日清食品)は、元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-3、6-2でストレート勝ちした。BNPパリバ・オープンで初優勝を果たした大坂はビッグネームを次々に倒し、怒涛の8連勝と波に乗っている。元世界1位のアンドレ・アガシ(米国)や錦織圭(日清食品)らを指導した名伯楽は、ナオミ覚醒の理由として新コーチの影響力の大きさを指摘している。
男子顔負けのパワフルなストロークとサーブなど、底知れぬポテンシャルは以前から評価されていた大坂。なぜ、その才能がここにきて大きく花開いたのだろうか。
「オオサカはとても堅実なテニスをしている。そして、精神的な余裕とともにプレーし、6か月前よりも動きの質は高まっている。サーシャコーチは彼女の初めてのヘッドコーチとして、際だった仕事をしている」
こうツイートしたのは米放送局「ESPN」で解説者を務めるブラッド・ギルバート氏だった。現役時代も世界ランク最高4位と活躍し、引退後はアガシ、アンディ・ロディック(米国)、アンディ・マリー(英国)という元世界1位の名手のコーチを歴任し、錦織のトラベリングコーチも務めたこともある名伯楽としても有名だ。
昨シーズンと比較し技術、メンタル面ともに格段の成長を見せていると大坂について分析。その背景にはサーシャ・バインコーチの手腕が存在するとギルバート氏は指摘している。