羽生結弦、「4回転アクセルを実現させられるのはユヅだろう」 オーサー氏が太鼓判
平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(ANA)。66年ぶりとなる快挙で五輪史に伝説を刻んだ。21日開幕の世界選手権(ミラノ)は右足首の治療などのために欠場。新たなシーズンへ向けて英気を養っている。
オーサーコーチがインタビューで羽生の4回転成功に太鼓判を押した
平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(ANA)。66年ぶりとなる快挙で五輪史に伝説を刻んだ。21日開幕の世界選手権(ミラノ)は右足首の治療などのために欠場。新たなシーズンへ向けて英気を養っている。
五輪後に自身の次の目標として明かしているのがまだ誰も成し遂げていない4回転アクセルの成功だが、コーチのブライアン・オーサー氏が「実現させることができる人物がいるとしたら、それはユヅだろう」と成功に太鼓判を押している。IOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」スペイン版公式ツイッターのインタビューで明かしている。
「もし4回転アクセルを実現させることができる人物がいるとしたら、それはユヅだろう」
オーサーコーチはこう力強く断言している。米国のネイサン・チェンがアクセル以外の5種類の4回転ジャンプを成功させるなど、男子は空前のハイレベルジャンプ時代に。その傾向は加速していくと見られる。羽生は2016年に4回転ループを世界で初めて成功させ、2017年にはジャンプの中で2番目の難易度の4回転ルッツも決めるなど、ジャンプへの意識は非常に高い。
「彼は前々からそれに取り組んでいる。彼はある日私に言ったんだよ。『僕は本当に4回転アクセルを跳びたいんだ』とね。僕はこう返したんだ。『OK、ただし、本当に足に気をつけることが条件だ』と。彼は常に何かを求めているんだ。成功を収めるための何かをね」
オーサー氏は、こう語っている。羽生にとって「クワッド・アクセル」の実現は以前からの夢。しばしの休息の後、「ユヅル・ハニュウ」はまた新たな伝説をフィギュア史に刻んでくれそうだ。
(THE ANSWER編集部)