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バド混合複で初Vの渡辺、東野らが帰国会見「一発屋にならないように」

2020年の東京五輪に向け、新たな楽しみが増えた。バドミントンの国際大会、全英オープンに出場した日本代表チームが20日に帰国し、混合ダブルスで日本勢として初優勝した渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)らが記者会見に臨んだ。

日本勢として初優勝した渡辺勇大、東野有紗組【写真:平野貴也】
日本勢として初優勝した渡辺勇大、東野有紗組【写真:平野貴也】

全英オープンの混合ダブルスで日本勢初V、「嬉しさはかなりあるが、一発屋にならないように」

 2020年の東京五輪に向け、新たな楽しみが増えた。バドミントンの国際大会、全英オープンに出場した日本代表チームが20日に帰国し、混合ダブルスで日本勢として初優勝した渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)らが記者会見に臨んだ。

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 渡辺は「優勝することができて嬉しいし、シード選手を4回倒しての優勝は価値があると思う。空港での記者会見は初めてでビックリしているし、本当に優勝して、メディアの方々に取り上げていただける感動というか嬉しさは、かなりある。ただ、これが『一発屋』にならないように、続けて結果が残せるように、また次を頑張っていきたい」と喜びを語った。

 全英オープンは、世界選手権よりも歴史があり、格式の高い大会だ。世界トップクラスの選手が参加するBWF(国際バドミントン連盟)ワールドツアーの中でも年間に3大会しかない最高レベルのスーパー1000。日本勢は、ほかに女子シングルスの山口茜と、女子ダブルスの福島由紀、廣田彩花組(ともに再春館製薬所)が準優勝するなど各種目で躍進したが、実績豊富な女子シングルスやダブルスに加えて混合ダブルスでも結果を残したことには、大きな価値がある。

 日本代表の朴柱奉(パク・ジュボン)ヘッドコーチは「今まで、日本代表で一番弱かった種目だが、初めて優勝できて良かった」と最も強化が遅れていた種目の快挙を喜んだ。

 日本バドミントン協会は、2020年の東京五輪に向けた強化策の一環として、今年1月から前マレーシア代表男子ダブルスコーチのジェレミー・ガン氏を招へいし、強化に本腰を入れた。

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