大谷翔平、今季終盤で見せた“新しい変化球”にMLB注目「彼は興味深い変化を遂げた」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季のア・リーグMVPに満票で選出された。MLB公式サイトは、大谷が今季残した9項目のデータに注目。特集記事の中では「打てない新スプリット」との項目で“魔球”についても紹介していた。
9月のアスレチックス戦で見せたスプリット
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季のア・リーグMVPに満票で選出された。MLB公式サイトは、大谷が今季残した9項目のデータに注目。特集記事の中では「打てない新スプリット」との項目で“魔球”についても紹介していた。
大谷の武器は、シーズン中に“進化”していた。MLB公式サイトは本塁打の打球速度や走力など、二刀流スターの際立った9項目のデータを特集。最後に紹介したのが9月19日(日本時間20日)のアスレチックス戦で投じたスプリットだった。「打てない新スプリット」と題し、こう説明している。
「彼は興味深い変化を遂げた。スプリットの握りを変えて、元々縦に変化する自分の得意球を横に変化させたのである。その結果、横の変化は通常の2倍となった」
映像で確認すると、右打者の外角へ逃げるように変化したボールだった。この日は勝利投手こそ逃したものの、10奪三振(うちスプリットで9奪三振)を記録し、試合全体で26個の空振りのうち、18個を“魔球”で奪ったことなども紹介された。来季は開幕からこの球も駆使し、更に三振の山を築くかもしれない。
(THE ANSWER編集部)