稲見萌寧、腰痛も1アンダー奮闘 賞金1位死守へ、酸素カプセル使用「休んだ感じした」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスが18日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で開幕した。賞金ランク1位を走る稲見萌寧(都築電気)は3バーディー、2ボギーの70で回り、1アンダーとしてホールアウト時点では暫定35位となった。前日のプロアマ戦は腰痛で欠場。酸素カプセルを利用して回復を図った。賞金女王争いについては「最後の最後くらいですかね、意識するとしたら」と話した。
大王製紙エリエールレディスが開幕
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスが18日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で開幕した。賞金ランク1位を走る稲見萌寧(都築電気)は3バーディー、2ボギーの70で回り、1アンダーとしてホールアウト時点では暫定35位となった。前日のプロアマ戦は腰痛で欠場。酸素カプセルを利用して回復を図った。賞金女王争いについては「最後の最後くらいですかね、意識するとしたら」と話した。
10月中旬に発症した腰痛との戦いが続いており、前日のプロアマ戦は急遽欠場。この日のスタート前には、同組の吉田優利が腰に手を当てる場面もあった。「(コースに)苦手意識があるのと、ショットがめちゃくちゃ調子が悪かった」と話したように、前半はパープレー。後半なんとか1つスコアを伸ばして初日を終えた。
腰の状態については「いつもと変わらずという感じ。昨日の方が寒さがあったからか固まっていて、痛みを感じていた」と話した。前日はプロアマ戦の欠場を決めてからホテルに戻り、1時間ほど酸素カプセルを利用して体を休めた。まだ痛み止めは飲んでいるというが、今朝は練習もできたそうで「休んだなという感じはした」と話した。
万全ではない中でも、前週の伊藤園レディスは優勝。賞金ランクでは2位古江と約1697万円差をつけている。今大会で稲見が優勝し、古江の獲得賞金が単独6位の400万円以下なら、稲見の賞金女王が決定する。「コースに苦手意識があるので、その日その日のことで頭がいっぱいいっぱい。最後の最後くらいですかね、意識するとしたら」と話した。
(THE ANSWER編集部)