孤軍奮闘だった大谷翔平 “落ち込んだ発言”に米識者叫び「球団よ、この男に助けを」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日、都内の日本記者クラブで会見を行った。大谷の大ファンを自認する米アナリストは、負けの込んだ後半戦に落ち込んだという発言に注目。「エンゼルス、この男に助けを」と孤軍奮闘の働きだった二刀流をサポートすることを呼びかけている。
大谷が奮闘も…エンゼルスは今季地区4位
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日、都内の日本記者クラブで会見を行った。大谷の大ファンを自認する米アナリストは、負けの込んだ後半戦に落ち込んだという発言に注目。「エンゼルス、この男に助けを」と孤軍奮闘の働きだった二刀流をサポートすることを呼びかけている。
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米国でも注目された大谷の凱旋記者会見。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務め、“大谷フリーク”を自称するベン・バーランダー氏も関心を寄せていた1人だった。リアルタイムで会見を聞いていた様子で、自身のツイッターで度々反応。一夜明けたこの日は、大谷がメンタル面について語った部分に注目していた。
落ち込むことはあるのか、と問われた大谷は「最後の方なんかは、なかなかチームの勝ちもついてこないし、ポストシーズンという先の戦いが見えない中での戦いが多かったので、精神的にきつい場面は後半の方が多かった。もちろん落ち込みますし、打てない、打たれたとか。ただ毎日、今日はここが良かったな、ここが悪かったなっていうことが出てくるのは、すごく幸せなことじゃないかなと思っている」などと答えた。
これについて、バーランダー氏は実際の映像をツイッターに公開。傷心の絵文字とともに、負けが続いたこともあった後半戦のエンゼルスでの日々を振り返ったことにも触れ「エンゼルス、この男に助けを」などとつづった。
今季、打っては本塁打46本、投げては9勝2敗で防御率3.18という二刀流の躍動でア・リーグMVP最有力候補と評価される大谷だが、エンゼルスはMVPを過去3度獲得している主砲トラウト、19年に打点王に輝いたレンドンら主力に故障者続出。後半戦に失速し、2014年以来となるポストシーズン進出は叶わなかった。
大学時代に二刀流に挑戦していた経緯から大谷に心酔しているベン氏。今季77勝85敗でア・リーグ西地区4位に沈んだエンゼルスに対し、チーム強化を求めた。
(THE ANSWER編集部)