エンゼルスは「オオタニ’sワールド」 海外メディアの“球団別表彰”で異質さ明らかに
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季二刀流で歴史的シーズンを送った。打ては46本塁打、投げては9勝を記録。主砲とエースの役割を果たしたが、カナダメディアは各球団の今季MVP、最優秀投手などを選出。エンゼルスは“ほぼ大谷”のラインナップとなっており「ここはオオタニ's ワールド」「二刀流センセーションは何でもこなす」などと絶賛している。
カナダメディアはエンゼルスのMVPなど3項目に大谷を選出
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季二刀流で歴史的シーズンを送った。打ては46本塁打、投げては9勝を記録。主砲とエースの役割を果たしたが、カナダメディアは各球団の今季MVP、最優秀投手などを選出。エンゼルスは“ほぼ大谷”のラインナップとなっており「ここはオオタニ’s ワールド」「二刀流センセーションは何でもこなす」などと絶賛している。
大谷は今季野手としては打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁。投げても130回1/3を投げて9勝2敗、防御率3.18、奪三振156と、投打に主力として1年間を戦い続けた。ア・リーグMVPの最有力候補にも挙がっているが、カナダメディア「ザ・スコア」は各球団の「MVP」「最優秀投手」「最優秀躍進選手」「失望させた選手」「最優秀新人」の5項目を選出。エンゼルスは最初の3項目で大谷が選ばれている。
MVPは野手が多く、最優秀投手と同一選手が選ばれているのは、エンゼルスとブルワーズ(コービン・バーンズ)、マーリンズ(サンディ・アルカンタラ)のみ。「最優秀躍進選手」と3つに選ばれたのは大谷が唯一だ。
エンゼルスの寸評では「ここはオオタニ’s ワールドであり、我々はその中で生きているだけである。二刀流センセーションは何でもこなす。本塁打数はメジャー3位、長打率は4位、盗塁は8位。投手としてはエンゼルスで最多の9勝。(米野球専門データサイトの)ファングラフスによると、投球回130回以上で奪三振率10.8はア・リーグ5位だ。今季、オオタニは投打合わせたfWARでどの選手よりも高い8.1をマークした」と優れた数値であることが伝えられている。
今回の“球団別表彰”では、大谷の異質さが明らかとなっていた。なおエンゼルスの「失望させた選手」には2勝9敗、防御率6.06に終わったディラン・バンディ投手、「最優秀新人」には70試合に出場したブランドン・マーシュ外野手が選ばれている。
(THE ANSWER編集部)