大谷翔平、言葉も必要ない影響力 米助教授「彼は米国人ではないが…MLBを支配した」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が「コミッショナー特別表彰」を受賞し、米メディアは続々と大谷について報じている。米放送局「NBC」は大学助教授の言葉を紹介。日本人の大谷が「米国の国民的娯楽に影響を与えている」と評価している。
大谷翔平が米国に与えた影響に注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が「コミッショナー特別表彰」を受賞し、米メディアは続々と大谷について報じている。米放送局「NBC」は大学助教授の言葉を紹介。日本人の大谷が「米国の国民的娯楽に影響を与えている」と評価している。
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大谷は日本人ではイチロー以来の同賞受賞。NBCは「ショウヘイ・オオタニは歴史を作り、コミッショナー特別表彰を受賞した」と報じた。今季、英語ではなく通訳を介して話す姿も話題を集めたことに触れた上で、アジアとアジア系米国人を専門に研究する文化人類学者コンスタンシオ・アルナルドJr.博士が、NBCに語った過去のコメントを紹介した。
ネバダ大学の助教授を務める同博士は、大谷について「彼は米国人ではないが、米国の国民的娯楽に色んな意味で影響を与えている」と指摘。さらにこう話していた。
「彼は自分の考えやアイデアを伝えるために、通訳を必要としない。彼はプレーや体を通じて、自分の考えを伝えている。彼はそういうやり方で、MLBを支配しているのだ」
言葉ではなく、二刀流で結果を残すことでファンの心を掴んだという。「英語を話すことが必ずしもアメリカらしさを構成するものにはならない」としたアルナルドJr.博士。実力で勝ちを示したことを強調していた。
(THE ANSWER編集部)