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「米国人に理解できない」日本文化 松山英樹の母国Vで米識者が「恥」の言葉に注目

米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップで松山英樹(LEXUS)が同ツアー7勝目を挙げ、米識者は背負っていたプレッシャーの大きさに注目した。要因として「我々アメリカ人には完全には理解できない」と日米の文化の違いに着目している。

ZOZOチャンピオンシップで優勝した松山英樹【写真:AP】
ZOZOチャンピオンシップで優勝した松山英樹【写真:AP】

米識者が文化の違いに着目「いまだに忘れられない」

 米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップで松山英樹(LEXUS)が同ツアー7勝目を挙げ、米識者は背負っていたプレッシャーの大きさに注目した。要因として「我々アメリカ人には完全には理解できない」と日米の文化の違いに着目している。

 意外な部分に注目したのは米専門局「ゴルフチャンネル」の番組「ゴルフ・トゥデー」のホスト、デイモン・ハック氏だった。同番組の公式ツイッターが公開した動画の中で、「定期的に日本人アスリートを取材するようになったのは2004年のアテネ五輪だった」と説明。松山の優勝に触れた上で「いまだに忘れられない」と語り、ある日米文化の違いについてこう話した。

「金メダルを取れなかった日本の選手たちの『恥』という言葉の使い方。銀と銅を取って恥を感じる(残念に思う)と言っていた。多くのスポーツを見られる私たちアメリカ人には、完全には理解できない特異なプレッシャーを、日本のゴルフ選手やオリンピック選手、野球選手たちは感じているのだと思う」

 日本人にとっての「恥ずかしい」という意味合いとは異なるかもしれないが、期待に応えなければならないという選手の精神状態に着目しているようだ。

 日本のエースとして背負った重圧は、米国選手が感じるものとは違うようで「そうしたプレッシャーの中でヒデキはグリーンジャケットを着て、日本の地でも優勝した。これは彼の精神力や誠実さ、タフネスなところを表わしていると思う」と称賛。マスターズ優勝者として戦い、期待に応えた姿を報じている。

(THE ANSWER編集部)


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