首位浮上の松山英樹、木の間通した絶妙ショットに米称賛「止められない」「見事だ!」
米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップは、22日に千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で第2ラウンドが行われ、松山英樹(LEXUS)は通算8アンダーとして単独首位に立った。PGAツアーは雨と気温低下という悪天候の中、木の間からでもグリーンをとらえた絶妙なショット等の映像を公開。動画内では「母国でのヒデキは誰も止められない」などと称賛の声があがっている。
第2ラウンドを終え単独首位に
米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップは、22日に千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で第2ラウンドが行われ、松山英樹(LEXUS)は通算8アンダーとして単独首位に立った。PGAツアーは雨と気温低下という悪天候の中、木の間からでもグリーンをとらえた絶妙なショット等の映像を公開。動画内では「母国でのヒデキは誰も止められない」などと称賛の声があがっている。
雨の中で実力を発揮した。青いウェアを着てラウンドした松山は、8番パー4の第1打をラフに入れてしまう。しかし、第2打は7番アイアンで、木と木の間を通すようにショットを放った。スライスをかけたボールはバウンドしながら見事にグリーンを捉えた。これには米実況も「良い感じに跳ねた。オオ、凄く良いぞ。ヒデキ! 見事だ!」と興奮気味に伝えていた。
13番パー3では2日連続でバーディーを奪取。ティーショットをピン奥に着弾させると、スピンのかかったボールはピン近くに向かって転がった。実況席は「雨なのでグリーンはソフトな状態です。(それを考慮した)賢いショットです。ピンの方へ戻っていきます」と対応力に注目していた。
実際の映像をPGAツアー公式ツイッターが公開。冒頭では女性の英語ナレーションで「雨の中のバトル。今週の母国でのヒデキは、木の間のショットでも誰も止められません」と称賛されていた。松山は今年4月のマスターズで日本人として米メジャー大会で初優勝。日本で行われている今大会では、ツアー7勝目も視野に入ってきた。
(THE ANSWER編集部)