錦織がスイス室内8強進出 英メディア「度重なる故障から感覚取り戻した」
男子テニスのスイス室内で、世界ランキング5位で第3シードの錦織圭(日清食品)がシングルス8強進出を果たした。
準々決勝ではデルポトロと対戦
男子テニスのスイス室内で、世界ランキング5位で第3シードの錦織圭(日清食品)がシングルス8強進出を果たした。準々決勝ではリオデジャネイロ五輪銀メダルの同42位、フアン・マルティン・デルポトロと対戦する。2回戦を突破した錦織について海外メディアはその復調ぶりを伝えている。
錦織は臀部の痛みにより10月の楽天ジャパン・オープンを2回戦で途中棄権。今回が復帰戦だった。その初戦で世界77位のドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下すと、2回戦でも同38位のパオロ・ロレンツィ(イタリア)に7-6、6-2と勝利した。
この結果に英衛星放送「スカイ・スポーツ」電子版は「アジアのトッププレイヤーが度重なる故障から感覚を取り戻した」とレポート。その中で本人も「第2セットはいいテニスができた」と手応えを口にしている。
2011年同大会決勝ではロジャー・フェデラー(スイス)と対戦し、敗れて準優勝に終わっている錦織。まずはデルポトロを下し、準決勝に進出できるか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer