最終プロテストは11月2日から開催

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）プロテスト2次予選A地区の最終ラウンド（R）が15日、茨城・ザ・ロイヤルGC（パー72）で行われた。前週のスタンレーレディスで、アマチュアとして史上2人目のプレーオフ進出者となった佐藤心結（みゆ・明秀学園日立高3年）は69で回り、通算イーブンパー。4位で11月の最終プロテストに進出した。

　1位通過は18歳で米女子ツアーに本格参戦した21歳の山口すず夏で8アンダー。2位は3アンダーの泉田琴菜で、この日は61をマークした。

　佐藤は前週の最終Rを10アンダーの首位タイで終え、渋野日向子、ペ・ソンウ（韓国）、木村彩子とのプレーオフに進出した。しかし、2ホール目でグリーンを狙った第3打がピンに直撃。ボールが約7メートル戻る不運もあり、優勝と「プロテスト免除」の権利を逃した。

　そして、JLPGAの樋口久子相談役には健闘を称えられた上で「最後にボールがピンに当たるということは、プロテストをちゃんと受けて、通りなさいということよ」と激励されていた。中1日の強行日程で2次予選に臨んでいた。

　なお、同テストの2次予選は3会場で行われており、A地区は27位タイまでの34人が通過した。最終プロテストは、11月2日～5日に京都・城陽CCで開催予定。上位20位タイまでが合格者になる。