ドラフト会議で参加者ら総勢17人指名 野球オンラインサロン「NEOREBASE」が球界に新風
現役プロ野球選手を含め400人以上が加入し、選手・指導者らに知られるパフォーマンスアップオンラインサロン「NEOREBASE」の参加者らから総勢17人が、11日に行われたドラフト会議で指名されたことが分かった。
野球国内最大サロン・NEOREBASE内田代表「アドバイスの活用、嬉しい限り」
現役プロ野球選手を含め400人以上が加入し、選手・指導者らに知られるパフォーマンスアップオンラインサロン「NEOREBASE」の参加者らから総勢17人が、11日に行われたドラフト会議で指名されたことが分かった。
「NEOREBASE」は米独立リーグなどに在籍し、今も最速155キロを投げる早大出身・内田聖人氏が昨年1月に開設。独自の着眼点をもとにした鋭い分析で著書も多数あるお股ニキ氏、早大出身でBCリーグ茨城で投手コーチを務める小山田拓夢氏、捕手を中心にした技術論に定評がありツイッター上で支持されるrani氏、最近ではトレーニング・コンディショニングの専門家である久下明範氏とAkito氏が加わり、計6人で新しい野球メソッドを発信している。
参加メンバーは昨年のパ・リーグ投手3冠で、球界を代表する千賀滉大投手(ソフトバンク)ら現役プロ選手から、アマチュア球界の選手・指導者まで400人以上。2年足らずで国内最大の野球オンラインサロンに成長している。
今回はサロンに加入している選手本人と所属チームの指導者、運営メンバーが個別指導している選手、関係者らを合わせ、計17人がドラフト指名された。なかには1位選手も含まれているといい、指導・発信の質を裏付ける形になった。
「NEOREBASE」代表を務める内田氏が取材に応じ、「選手や指導者の方々が技術や知識向上の一つとして当サロンや運営メンバーのアドバイスを活用して下さっていることは嬉しい限りです」と心境を語り、新しいスタイルの指導について「オンラインだからこそ関われている選手もいるので、やはり時代に合わせて行く必要はあるのだなと改めて感じています」とも話した。
選手を日常的に指導する時間は所属先の監督・コーチの方が多い。「あくまで我々は知識や技術的な一部分のヒントを与えているに過ぎない」と強調した上で「昔からある野球やトレーニングの技術論の本などと同じ括りで、探究心が高い選手はチーム外からも学ぼうとするのは自然なこと。チーム外から得られることとチームで行っていることを擦り合わせ、更なる技術向上を図り、実際に実力をつけている選手が増えた印象です」と語った。
最近は選手や保護者から進路相談を受ける機会が増えた一方、指導者やチーム関係者との接点も多くある。両者の間に立ち、野球界に貢献したいという内田氏。「野球に限らずですが、現代は様々な情報が飛び交っていて、何を信じれば良いのか迷っている選手も多くいる印象です。そんな時に『野球を探求するならばNEOREBASE!』と信頼を置いてもらえるような立場を築いていけるよう、より一層精進していきたいです」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)