大谷翔平、有終の一発 ホームインの瞬間に撮られた1枚に米反響「これを目撃でき幸せ」【今季の二刀流】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は10月の最終戦。久々のポストシーズン進出がかかっていたマリナーズを粉砕した46号だ。ホームインの際に撮られた印象的な写真がMLBによって公開され、マリナーズ党からも嘆きの声が漏れていた。
MVPへ大谷翔平の「凄さ」を回顧、マリナーズ党からは嘆きの声
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は10月の最終戦。久々のポストシーズン進出がかかっていたマリナーズを粉砕した46号だ。ホームインの際に撮られた印象的な写真がMLBによって公開され、マリナーズ党からも嘆きの声が漏れていた。
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この瞬間を誰もが待っていた。初回に先頭打者弾を放った大谷。MLB公式ツイッターが投稿したのは1枚の写真だ。ホームインした背番号17。その向こうにある三塁側内野席ではシアトルに詰めかけたファンが総立ちで出迎える。日本人らしきファンが「祝 BIG FLY OHTANI」の横断幕を広げ、歓喜の瞬間を共有している。なんとも印象的なシーンだ。
「46本塁打、100打点、防御率3.18。なんてシーズンだ」との説明を添えた投稿には「良い写真だ」「これを目撃できて幸せだ」の声が上がった。さらに「余裕でMVP」「素晴らしい」「彼のお陰で私は再び野球を見始めた」「ただただ狂気」「俺はゲレーロが好きだが、MVPはオオタニだ」とMVPを支持する声などで埋め尽くされていた。
最終戦、大谷は10勝目を懸けて先発登板する可能性もあったが、最終的には回避。ワイルドカードでのポストシーズン進出へ負けられないマリナーズにとっては朗報だったが、打者・大谷に出鼻をくじかれたこともあり、3-7で敗れた。
マリナーズの地元ワシントン州立大出身で、米放送局「KTVB」でスポーツディレクターを務めるジェイ・タスト氏は、自身のツイッターで「あぁ……。私たちは『オオタニは日曜に投げない』という見出しに喜んでいたが、その代わりにMLB史上最もユニークな選手は日曜に爆弾を投下してきた」と嘆き節だった。大谷は今季は投げて9勝、打って46発、100打点。堂々の二刀流シーズンを、有終の46号で締めた。
(THE ANSWER編集部)