大谷翔平の特筆すべき凄さ 重要局面のOPS数値に米メディア注目「トップ近い数字だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季二刀流の活躍でア・リーグMVP候補に挙がっている。米メディアは、今季の大谷の優れた指標に注目。走者を置いた場面、特に重要な局面での素晴らしさにも触れている。
重要な局面、投手としてはMLB3位の数値も
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季二刀流の活躍でア・リーグMVP候補に挙がっている。米メディアは、今季の大谷の優れた指標に注目。走者を置いた場面、特に重要な局面での素晴らしさにも触れている。
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スポーツとカルチャーを扱う米ニュースサイト「ザ・リンガー」は、大谷についての特集で今季の凄さを数値で紹介。バレル率、WARなどの指標でメジャートップ級にあることを伝えたほか、ピンチとチャンスでの特筆すべき強さにも注目している。
まず、打者・大谷については長打率と出塁率を足し合わせた指標のOPSで注目。走者なしの場面ではOPS.876だが、走者がいる場面では1.091、特に得点圏では1.165まで上昇すると紹介している。また試合の勝敗を大きく左右するような重要な場面においてはこの数値がメジャートップの1.276となり、「OPSと好機でのOPSを比較したtOPS+(167)でもリーグトップに近い数字を残している」と指摘している。
また投手での数値についても、走者なしの場合の被OPSは.724なのに対し、走者が出た場面では.491まで一気に良化。これが得点圏では.380になり、ハイ・レバレッジ(勝敗に重要な影響を与える局面)ではMLB3位の被OPS.376となるという。
打者として特に終盤戦は四球で歩く場面が増えたことも一因にありそうだが、ピンチ、チャンスと投打に重要な局面で良い数値が出ていたようだ。
(THE ANSWER編集部)