W杯欧州予選でハットトリック、得点ならずも華麗なシュートが話題

　サッカー・ポルトガル代表は現地時間12日、ワールドカップ（W杯）欧州予選でルクセンブルクに5-0で勝利した。FWクリスティアーノ・ロナウドはハットトリックを決める大活躍。試合終盤には華麗なオーバーヘッドでゴールを狙い、会場を沸かせた。実際の映像を米メディアが公開すると「人間じゃない」「このファーストタッチ」などと驚きの声があがっている。

　36歳が未だ優れた身体能力を魅せた。通算58回目のハットトリックを決めて迎えた後半42分、ペナルティエリア内でクロスを右足でトラップ。ゴールに背を向け、オーバーヘッドでシュートを放った。GKが間一髪で枠外へ弾き出したものの、攻撃力と対応力を見せつけたシーンだった。

　実際の映像を米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムが公開。「ロナウド、この美しき（シュートで）ほぼゴールを決めるところだった」と文面で紹介すると、米ファンからは「アンリアルなGOAT（史上最高）」「素晴らしいセーブ」「そろそろ37歳なのに」「人間じゃない」「これは決まって欲しかった」「このGKにとって人生のハイライトだね」「完全なるレジェンド」「このファーストタッチ」などと反響が寄せられていた。

　今季、イタリア1部セリエAのユベントスから英プレミアリーグの古巣マンチェスター・ユナイテッドに復帰したロナウド。代表でもスターぶりを見せつけた。