二刀流の快足、好守にまで注目した今季1年のハイライト映像

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季投打の活躍でア・リーグMVP最有力候補に挙げられている。打っては46本塁打、投げては9勝の歴史的シーズンを、MLBは約20分間の“主人公ビデオ”にまとめて公開。再生回数は48万回を突破しており「あなたのおかげでMLBを見るようになった」「1年で殿堂入り」などと米ファンからコメントが書き込まれている。

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　見飽きることはない。大谷の歴史的な1年が20分間に凝縮された。4月2日（日本時間3日）、ホワイトソックス守護神のヘンドリックスを打ち砕いた今季1号から動画はスタート。二盗、三盗の連続成功、投直を好捕した後に打者と笑顔で言葉を交わすシーンなど、投打走の躍動が映っている。最終戦で放った46号先頭打者弾まで、二刀流の衝撃の全てを伝えたムービーとなっている。

　MLB公式YouTubeは実際の動画を「ショウヘイ・オオタニの21年シーズンは我々が今まで見てきたものとは異なったものだった」とのタイトルで5日に公開。「ショウヘイ・オオタニはこれまでの野球界で見たことのないものを与えてくれた。彼の21年シーズンは打席とフィールドを支配していた」などと紹介した。

　動画は再生48万回を突破しており、コメント欄には米ファンから「ネクスト・ベーブ・ルースなんかじゃない。ファースト・ショウヘイ・オオタニだ」「オオタニよ、ありがとう！　2021年は俺にとって過去最高のシーズンだった」「あなたのお陰で俺は再びMLBを見るようになった」「子どもの頃に想像していたことを彼はやっていた」「魔法のようなシーズンをありがとう」「1年の活躍で殿堂入りできるレベル」などと反響が寄せられている。