大谷翔平、一塁へ向かう途中にさりげなくゴミ拾い 米感動「すべての子供の模範だ」【今季の二刀流】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は6月。17日(同18日)の本拠地タイガース戦、四球となり一塁へ向かう途中、大谷がさりげなく行った“ゴミ拾い”。野球人の模範のようなシーンを公開した米メディアには、称賛の声が寄せられた。
MVPへ大谷翔平の「凄さ」を回顧、「打って」「投げて」だけじゃない魅力
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は6月。17日(同18日)の本拠地タイガース戦、四球となり一塁へ向かう途中、大谷がさりげなく行った“ゴミ拾い”。野球人の模範のようなシーンを公開した米メディアには、称賛の声が寄せられた。
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大谷が凄いのは「打って」「投げて」だけじゃない。初回の第1打席、大谷が四球を選んだ場面だ。肘当てなどを受け取りに来たボールボーイの肩を優しく叩き、一塁へ歩き出した。すると、数歩行ったところで視線を落とし、何かに気づくとさっと拾い上げ、そのまま左ポケットに入れた。どうやらグラウンドに落ちていたゴミを回収した様子だ。大谷は平然としたまま、3冠王の一塁手カブレラがいるベースまで歩いて行った。
ほんの一瞬で、日本でもあまり話題にならなかったシーン。これを見逃さなかったのは、米メディア「バーストゥール・スポーツ」公式ツイッターだ。「ショウヘイが一塁へ行く時に、ゴミが落ちていた。もちろん、彼はそれを拾い上げた。この男にできないことは何?」と紹介した。
実際のシーンを動画付きで投稿すると、米ファンからは「私たちが必要としていたヒーローだ」「7ツールプレイヤー」「すべての子供に見てもらいたい偉大な模範」「投げて打って、地球のことまで考えているのか?」「大好きだ。一流の振る舞い」などと絶賛の声が寄せられた。
この日は「2番・投手」で投打出場し、6回5安打1失点で今季3勝目を挙げた大谷。ゴミ拾いを大切にしていることはファンの間で知られているが、真剣勝負の合間に見せた振る舞いはひそかに話題を呼んだ。こうして野球人としての模範たる姿も、大谷がメジャーリーグの舞台で称賛される一つの要素になっているのは間違いない。
(THE ANSWER編集部)