大谷翔平、凡フライと思ったらグリーンモンスター越え 特大弾に米唖然「天変地異だ」【今季の二刀流】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は5月。レッドソックス本拠地の左翼に高くそびえ立つ「グリーンモンスター」を越える11号を放ったが、泳がされ、不完全な体勢で運んだものだった。球場がどよめきに包まれた映像をMLBが公開。「オオタニはおかしい」と米記者からも驚きの声があがった。
MVPへ大谷翔平の「凄さ」を回顧、崩されたのに放った特大弾とは…
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は5月。レッドソックス本拠地の左翼に高くそびえ立つ「グリーンモンスター」を越える11号を放ったが、泳がされ、不完全な体勢で運んだものだった。球場がどよめきに包まれた映像をMLBが公開。「オオタニはおかしい」と米記者からも驚きの声があがった。
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なぜこの打ち方で、あの高い壁を越えられるのか……。14日(日本時間15日)のレッドソックス戦で大谷がまたも衝撃の打球を飛ばした。6回、右腕ピベッタが投じた外角低めいっぱいのナックルカーブに反応。しかし、タイミングが合わず泳がされた。体を前方に崩しながらもバットに当てると、打球は逆方向へ高く上がった。
平凡なフライかとも思われたが、ボールはグングン伸びる。何と左翼にそびえたつ37フィート(約11.3メートル)のグリーンモンスターを越え、スタンドに入った。衝撃の11号に敵地はどよめきに包まれた。
実際の映像をMLB公式ツイッターが公開。またカルフォルニア州のTV局「KESQ」のスポーツディレクターのブレイク・アーサー氏は「オオタニはおかしい。タイミングが合っていなかったが、球を逆方向に飛ばした。天変地異が起きている」と驚愕をツイート。米紙「ロサンゼルスタイムズ」のエンゼルス番ジャック・ハリス記者も「オーバー・ザ・モンスター」などとツイッターに投稿した。
5月は衝撃的な本塁打を複数放った大谷。最終的にはリーグ3位の46本塁打となり、投手としても防御率3.18、156奪三振を奪うなどエースとして躍動した。歴史的シーズンでは幾度となく日米を驚かせ、MVP最有力となっている。
(THE ANSWER編集部)