大谷翔平、ボンズ彷彿と衝撃与えた“完全ボール球”粉砕弾 米記者「目の高さ打った」【今季の二刀流】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は5月。3試合連続本塁打を放つなどパワーを見せつけたが、17日(日本時間18日)に放った13号3ランは特に強烈だった。高めの完全なボール球をお構いなしにはじき返した一撃を、米記者は「ボンズのよう」と評したほか、メジャー通算251勝を誇る左腕も称えた。
MVPへ大谷翔平の「凄さ」を回顧、お構いなしに運んだ一発とは…
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は5月。3試合連続本塁打を放つなどパワーを見せつけたが、17日(日本時間18日)に放った13号3ランは特に強烈だった。高めの完全なボール球をお構いなしにはじき返した一撃を、米記者は「ボンズのよう」と評したほか、メジャー通算251勝を誇る左腕も称えた。
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誰もが驚く一撃だ。インディアンス戦に「2番・DH」で先発出場した大谷。2回1死一、三塁の第2打席で、相手左腕ヘンジスが投じた高め94マイル(約151キロ)をはじき返した。完全なボール球だったが、関係ない。豪快な打球は右翼席へ飛び込む13号3ランとなった。米実況席も「オーマイグッドネス!」と連呼。大谷は貫禄たっぷりにホームインした。
実際の映像をMLB公式ツイッターが公開すると、米記者も続々と速報。米ロサンゼルスのラジオ局「KLAA」の番組「エンゼルス・リキャップ・ポッドキャスト」でホストを務めるトレント・ラッシュ氏は「ショータイム! ショウヘイ・オオタニがバリー・ボンズのような本塁打を叩き込んだ。なんてことだ!」と興奮をツイッターに書き記した。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者も「目の高さの球を打って431フィート(約131メートル)飛ばした」とツイッターに記載したほか、MLB通算251勝を誇るCC・サバシア氏も「オオタニについて、俺の言った通りだろ」などと投稿。自身がホストを務めるポッドキャスト番組「R2C2」で大谷を絶賛していたが、改めて敬意を示した。
大谷はこの一撃で本塁打数メジャー単独トップに浮上。5月は計8本塁打を放ったほか、投手としては勝利こそつかなかったものの4試合に登板した。最終的には投手で130回1/3、156奪三振、野手で100打点、138安打、103得点とし、メジャー史上初の投打5部門で「100」に到達。MVP大本命として注目される。
(THE ANSWER編集部)