大谷翔平46号に地元実況席も熱狂 勝負避けてきた敵将に「なぜ勝負してしまったのか…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で46号となる先頭打者弾を放ち、100打点に乗せた。地元テレビ局の解説者は圧巻の一撃に大興奮。「ショータイム! ショー・ミー・ザ・マネー!」と歓喜の絶叫を披露した。
終盤戦勝負を避けてきたマリナーズ、敵将サービス監督も沈鬱そうな表情
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で46号となる先頭打者弾を放ち、100打点に乗せた。地元テレビ局の解説者は圧巻の一撃に大興奮。「ショータイム! ショー・ミー・ザ・マネー!」と歓喜の絶叫を披露した。
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最終戦を豪快に締めくくった。初回先頭、左腕アンダーソンの投じたカットボールを大谷が完璧に捉えた。右翼席中段に飛び込む46号先頭打者弾に、ロサンゼルスで中継する放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況席も大興奮だ。
解説を務めたメジャー通算132勝のマーク・グビザ氏は「イエス! 今季100打点だ! ショータイム! ショー・ミー・ザ・マネー!」と「翔平(Shohei)」の名前にかけた絶叫を連発した。
ダグアウトで沈鬱そうな表情を浮かべるマリナーズのスコット・サービス監督が大写しになると「あのスイングを見て、スコット・サービスの頭にあることと言えば! なぜ、勝負してしまったのか……」と敵将の心情を汲み取っていた。ポストシーズン進出を最終戦まで争っていたマリナーズ。終盤戦では大谷相手に四球や申告敬遠で勝負を避けるシーンもあった。
「なんてスイングだ! なんて瞬間だ! ショウヘイが46号だ!」と有終の一発にグビザ氏は興奮冷めやらぬ様子。結果的にマリナーズはエンゼルスに敗れ、ポストシーズン進出はなくなった。
大谷は今季、二刀流で大活躍。打者としては打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁、投手としては23試合先発し、9勝2敗、防御率3.18という成績を残した。ア・リーグMVP最有力候補に挙げられている。
(THE ANSWER編集部)