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大谷翔平、絶体絶命マリナーズの夢粉砕した46号に米記者「観衆は静まり返っている」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で46号となる先頭打者弾を放ち、100打点に乗せた。本塁打王こそならなかったものの、有終の美を飾った二刀流に米記者も驚きの声を上げている。

初回の第1打席で46号となる先頭打者弾を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
初回の第1打席で46号となる先頭打者弾を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

ポストシーズン進出の可能性があったマリナーズを粉砕した先頭打者弾

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、今季最終戦となった敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で46号となる先頭打者弾を放ち、100打点に乗せた。本塁打王こそならなかったものの、有終の美を飾った二刀流に米記者も驚きの声を上げている。

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 最後の最後に大谷がらしさを見せた。初回先頭、左腕アンダーソンが投じた甘いカットボールを見逃さなかった。低い弾道で飛び出した打球は失速することなく、右翼席中段に着弾。ワイルドカードでのポストシーズン進出へ負けられないマリナーズにすれば、痛恨の一発となった。大谷がダイヤモンドを一周する間、スタジアムは沈黙した。米記者もツイッターで続々速報した。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「ショウヘイ・オオタニが先制46号本塁打を放ち、観客たちは静まり返った」と球場の沈黙ぶりをレポート。MLB公式サイトのマリナーズ番、ダニエル・クレイマー記者も「マリナーズは早くもビハインドスタート。ショウヘイ・オオタニが46号本塁打をぶち込んだ。打球速度112.9マイル(約181.8キロ)で飛距離は418フィート(約127.4メートル)」と伝えた。

 また、米スポーツ専門局「ESPN」のレポーター、アルデン・ゴンザレス氏は「ショウヘイ・オオタニはこれで100打点到達。他に何を求める?」と二刀流で到達した節目の記録に驚きを記した。マリナーズはこの試合に勝ち、ヤンキースかレッドソックスが負ければワイルドカードでのポストシーズン進出があったが、大谷の一発以降、主導権を握られると、3-7で敗れ、夢は途絶えた。

(THE ANSWER編集部)

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