マリナーズ戦7回のマウンドを終えて審判とやりとり

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発出場。今季10勝目はならなかったものの、7回5安打1失点、10奪三振の力投を見せた。7回のマウンドを終え、ベンチに戻る際には粘着物質のチェックを受けたが、笑顔で素直に応じる映像をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。「キュートだ」「保存しなきゃ」などと反響が寄せられている。

　爽やかだ。7回、この日10個目の三振を奪ってベンチに戻る大谷に審判が近寄る。粘着物質チェックを行うためだったが、大谷は審判の方へ歩み寄りながらも左目で軽く“ウインク”。笑顔で帽子を取り、グラブも差し出していた。

　実際の映像を「Cut4」公式ツイッターが公開。「オオタニの新しいウインク動画を投下」と紹介すると、米ファンからは「キュートだ」「保存しなきゃ」「この男に恋をしています」「MVP級のGIF」「超クール」「最高だ」などとコメントが書き込まれている。不正投球の取り締まり強化のため、今季から開始されたこのチェック。当初から大谷は爽やかに応じていたが、この日も変わらなかった。

　大谷は好投するも10勝目は付かず。勝てば両リーグで1918年ベーブ・ルース以来、103年ぶりのシーズン2ケタ勝利＆2ケタ本塁打だったが、この試合で達成することはできなかった。打撃では3打数1安打。チームは1-5で敗れている。