“別人”筒香嘉智に同僚たち証言 移籍後打率.311に「新環境がプラス」「投手は悪夢」
米大リーグ・パイレーツの筒香嘉智外野手は23日(日本時間24日)、敵地フィリーズ戦に「2番・右翼」で4打数1安打だった。移籍後33試合で90打数28安打、打率.311、8本塁打、22打点と活躍。“別人”となった結果に同僚も「投手にとっては悪夢」と注目している。
移籍後33試合で打率.311、8本塁打、22打点、筒香の活躍に地元紙注目
米大リーグ・パイレーツの筒香嘉智外野手は23日(日本時間24日)、敵地フィリーズ戦に「2番・右翼」で4打数1安打だった。移籍後33試合で90打数28安打、打率.311、8本塁打、22打点と活躍。“別人”となった結果に同僚も「投手にとっては悪夢」と注目している。
地元紙「ピッツバーグ・トリビューン・レビュー」が筒香を特集。「ヨシ・ツツゴウが結果を出し、『投手にとっての悪夢』のような存在になる」との見出しで記事を掲載した。記事では、8月16日以降の打率.314、OPS1.098について「この2つ数字はMLB全体で5位」と説明。「長打16本のうち本塁打は8本。パイレーツ移籍後は10.8打席に1本の割合で本塁打を放っている」としている。
同僚のコメントも紹介。左腕ディロン・ピーターズは「彼はパワーがあり、見ていて楽しい」「投手にとっては悪夢だろうね。右も左も関係ない。彼はいつでも打球を場外に飛ばす脅威を持っているんだ」と相手投手の目線で語っている。
ケブライアン・ヘイズ内野手は「米国に来る前にも活躍していたことを十分に証明している」と渡米前の実績に値していると言及。さらにこう続けた。
「多分、新しい環境に身を置いたことがプラスに働いたんじゃないかな。多くの選手でそういうことは起きる。ただ、日々の彼の活躍を見ていると本当に良い打者であることが分かる。彼は単なるプルヒッターではない。どうやってヒットを打つか知っているんだ」
この日の筒香は3試合連続安打を放ったが、チームは6-12で敗戦。同僚も信頼を寄せる一打が期待される。
(THE ANSWER編集部)