MVPは大谷翔平か、三冠王ゲレーロか 米識者が断言する理由「エンゼルスは酷いが…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、45本塁打、95打点、投手としては9勝2敗、防御率3.28と二刀流の活躍を続けている。ア・リーグMVP争いに注目が集まる中、米アナリストは三冠王のかかるブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手について「今年でなければMVPにふさわしい」と絶賛しながらも、「ユニコーン大谷」に軍配を上げている。
米アナリストが大谷翔平のMVPを断言した理由とは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、45本塁打、95打点、投手としては9勝2敗、防御率3.28と二刀流の活躍を続けている。ア・リーグMVP争いに注目が集まる中、米アナリストは三冠王のかかるブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手について「今年でなければMVPにふさわしい」と絶賛しながらも、「ユニコーン大谷」に軍配を上げている。
米テレビ局「CBSスポーツ」の公式ツイッターは、人気パーソナリティのアダム・シャイン氏によるMVPレース予想の動画を公開。同氏は「ショウヘイ・オオタニは昨夜、45号を放ちました。ラスベガス(のブックメーカー)によると、ア・リーグMVPレースの大本命となっています。イエス! 文句なしのレーザー弾です」「彼は間違いなく傑物です」と興奮を隠しきれない様子で語った。
続けて打率.257、45本塁打、95打点、長打率.593の打者成績を紹介すると、「一番下のデータが彼をMVPたらしめるものなんです」とコメント。9勝2敗、防御率3.28、WHIP1.11、146奪三振、44四球とエース級の投手成績を強調した。その上で、20個以上の盗塁と投手としての守備力にも触れ「これがユニコーンのシーズンなんです。メジャーの歴史でもお目にかかったことがありません」と現実離れした存在だと主張している。
一方、最大のライバルとされているのがゲレーロJr.だ。日本時間23日早朝に公開された動画内では打率.321、46本塁打、105打点、長打率.615、出塁率.411と4部門でメジャートップというデータを紹介した。MVP選考材料としてチーム状態にも言及。ブルージェイズのプレーオフ進出の原動力となっている一方、主力で借金7のエンゼルスについて、「エンゼルスは酷いチームです。ですが、これは明確にショウヘイ・オオタニのせいではありません」とし、こう続けている。